生前整理と遺品整理はどう違う?
生前整理と遺品整理はどう違うのかをご存知でしょうか。
名前の通り、生前整理は、生活に必要なものを除いて、本人が元気なうちに遺すべきものと、不要なものを分けながら整理していくことで、断捨離とも言えるものです。
遺品整理は、そのものの所有者は既に他界しており、遺族が残されたものを整理するもので、同じ整理でもまったくの別物となっています。
最近では、元気に生きているうちに、これまでの人生を振り返り、家族に負担をかけることがないような終活を行う人も増えてきており、生前整理を積極的に行う人も多くいます。
生前整理を行うタイミングとして多いのは、定年退職を迎えるタイミングだったり、子育てが終了し、子どもたちが巣立つタイミングなどその人によって様々ですが、生前整理をすることで、第2の人生をスタートさせようと前向きにとらえている人も多いです。
遺品整理は、遺族が遺品を必要なものと不要なものに仕分けする作業から、財産分与となるものの手続き、写真などの大切な思い出の保管など、実際に遺品整理を行ってみるとかなりの負担となる人が多いのが現実です。
遺品整理・生前整理ともに、これまでの生活で生まれた思い出を整理することを意味するので、自分なりの考え方で整理していくことをおすすめします。