お掃除は汚れの見極めが重要!
「なかなか綺麗になりません」
「どうやって汚れを落としたらよいかわかりません」
お客様からお掃除についてよく言われる言葉です。
確かにしっかり擦っても、労力とは裏腹になかなか綺麗にならないこともあるはずです。
その場合は残念ながら努力の方法が間違っています。
まずは汚れの成分を見極めてからお掃除しないと、いくら頑張っても綺麗になりません。
汚れは大きく分けてアルカリ性汚れと酸性汚れがあります。
汚れは中和していくと落ちますので、反対の性質を持つ洗剤を準備します。
アルカリ性汚れなら酸性洗剤、酸性汚れならアルカリ性洗剤です。
では日常的によくある汚れはどちらに相当するのか、いくつか例を挙げてみましょう。
・キッチンの汚れ
キッチン周りの汚れは油分を多く含んだ汚れが多くなります。
それはすなわち酸性汚れ。
酸性汚れにはアルカリ性洗剤を使って汚れを落としていきましょう。
・トイレの汚れ
トイレの汚れは便器についた尿石や水垢汚れが多いかと思います。
その汚れはアルカリ性汚れです。
酸性洗剤を使ってきれいにしていきましょう。
このように汚れの種類が何なのかを見極めることがまずは大事です。
時には酸性汚れとアルカリ性汚れが両方が共存することもありますので、うまく洗剤を使い分けながら対処していきましょう。